SOSHIRENのメールアドレスが変更になりました。
新メールアドレスは「gogo.soshirengmail.com」です!
(@は画像でコピーできませ。アットマークを入れてください)
優生保護法による強制不妊手術国賠訴訟関連の情報は 「優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会」HPでご確認下さい⇒ |
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2024年10月17日、ジュネーブで開催される女性差別撤廃委員会(CEDAW)で、8年ぶりに日本政府が審査されます。これに向けて、性と生殖に関する健康と権利(SRHR)実現のために活動をしている7団体がレポートを共同執筆し、国連に提出しました。(SOSHIRENも参加してます!)
このレポートの内容を紹介するイベントや記者会見などが連続で企画されています。
是非ご参加ください!
【Xスペースライブ】
昨年の9 月27 日、東京駅にSRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)に想いを寄せる人たち130 人が集まり、私たちの求める未来をアピールするアクションを行いました。今年も9 月27 日(金)18 時30 分から、第2 回SRHR スタンディングが行われます。
前日の9 月26 日は世界避妊デー、翌日の9 月28 日は国際セーフアボーションデー、その間の9 月27 日です。
当日は、すべての人々のSRHR の実現とジェンダー平等の実現を求める団体や個人の参加者によるリレートークが行われます。いっしょに東京駅前で、「私のからだは私のもの!」の声をあげよう。
※終了しました※
女性差別撤廃委員会の日本報告審議までに選択議定書の批准を実現させる会 主催
今年10月、国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)の日本報告審議が8年ぶりに開かれます。
日本のジェンダー平等政策の実施状況が審議され(「建設的対話」)、総括所見が出されます。この機会は市民社会と国会が力を合わせてジェンダー平等課題を推進するチャンスです。特に女性差別撤廃条約選択議定書の批准は待ったなしです。
さまざまな課題に取り組んできた以下の団体で、「女性差別撤廃委員会の日本報告までに選択議定書の批准を実現させる会」を立ち上げました。CEDAW日本報告審議にむけたキックオフ院内集会にぜひご参加ください。
ソシレンも「実現させる会」の参加団体になっています!
100万筆署名がスタートしました!
「優生連」が最高裁判所に対して「国が放置してきた優生保護法の被害に対し最高裁判所に人権の砦として正義・公平の理念にもとづく判決をもとめる」署名を、9月11日からスタートしました。来年の3月末までに100万筆署名を目標にしています。
署名用紙の入手、詳細は「優生連」ホームページでご覧ください。
※終了しました
2023.11.11(土) 東京ウィメンズプラザフォーラムでワークショップやります!
経口中絶薬の最新情報を共有したあと、レベッカ・ゴンパーツさんへのインタビュー動画を上映します。上映後は小グループに分かれて、参加者のみなさんといっしょに日本でのセクシャル・リプロダクティブ・ヘルス・ライツについてグループディスカッションを行います。
ご参加お待ちしています!
SOSHIREN連続イベント 動画公開しました!
2023年7月7日(金)に行ったSOSHIREN連続イベントの、レベッカさんへのインタビュー動画部分を公開しました。
レベッカさんは1999年に「Women on Waves」を設立して、中絶が非合法の国々の公海上で中絶を提供し、2005年には「Women on Web」を設立、安全な中絶を受けられない人たちに、最善な中絶方法の状況を提供し、オンライン処方で世界中に中絶薬を届けてきました。
レベッカさんの核心は「女性を信じること」、そして中絶薬によって、医師の管理から女性たちが主体性を取り戻すことができるということです。
※終了しました
今年は経口中絶薬の承認や性暴力刑法改正、LGBT理解増進法の制定、緊急避妊薬薬局販売の試験的運用の決定、優生保護法国家賠償訴訟での原告たちの勝訴判決など、国内で「性と生殖に関する健康と権利(SRHR)」に関連する大きな動きが相次いでいます。
一方で、前進したかに見える経口中絶薬や緊急避妊薬のアクセス改善も非常に限定的だったり、LGBT新法は当事者から「LGBT理解”抑制”法では?」という批判が上がったり、優生保護法の国賠訴訟でも国は控訴・上告を繰り返すなど、課題は山積みです。
また、日本が議長国を務めたG7や、国連人権理事会の第4回日本UPR(普遍的定期的審査)、ビジネスと人権作業部会による調査等を通じ、ジェンダー平等やSRHRについての日本の姿勢が国際的にも問われています。
世界避妊デー、国際セーフアボーションデーの機会に改めて、関連団体や個人が集まり、これまでの歩みを讃えあい祝いながら、SRHRの推進に声を、力を、合わせませんか?
是非ご参加ください!
関連団体やSRHRに想いを寄せる人たちで集まり、これまでの歩みをお祝いしながら、私たちの求める未来を言葉にしていきましょう!
以下フォーム内で頂いたメッセージは、時間の許す限り9月27日開催のスタンディングアクションで代読させていただきます。当日来られない方もぜひご記入ください!
中絶薬へのアクセス改善を求める署名を始めました。是非賛同、拡散お願いします!
現在YouTubeでアーカイブ公開中! 下記よりご覧いただけます
https://www.youtube.com/watch?v=vm7RPRwbbCE
経口中絶薬(国内での販売名はメフィーゴパック)が4月28日に承認されました。しかし、母体保護法指定医師のもとでの投与、入院可能な施設で使用、中絶が完了するまで入院または院内待機という条件が付けられています。そして、いまだに刑法堕胎罪は存在し、例外として中絶を認めている母体保護法では配偶者同意が必要なまま...。
SOSHIREN では2 月にレベッカ・ゴンパーツさんにインタビューしました。そして今回、待望の公開イベントをやります。
レベッカさんは1999 年に「Women on Waves」を設立して、中絶が非合法の国々の公海上で中絶を提供し、2005 年には昨年も紹介した「Women on Web」を設立、安全な中絶を受けられない人たちに、最善な中絶方法の情報を提供し、オンライン処方で世界中に中絶薬を届けてきました。
レベッカさんの核心は「女性を信じること」、そして中絶薬によって、医師の管理から女性たちが主体性を取り戻すことができるということ。
経口中絶薬が承認された今、経口中絶薬でなにが変わるのか、なにを変えることができるのかを考えます。
※終了しました
ジョイセフ、#なんでないのプロジェクト主催で下記勉強会が急遽開催されます。
SOSHIRENのメンバーも発言者となっています。ご参加ください!
今年1月、人権理事会で国連加盟国より日本は300の人権勧告を受けました。
そのうち、包括的性教育や避妊中絶のアクセス改善、同性婚法制化など、24か国から36のSRHR関連勧告が発出されましたが、その背景には、ジョイセフや#なんでないのプロジェクト等8市民団体で提出した市民社会レポートがあります。
6月−7月に日本政府は各勧告に返事を出します。それを前に、ノルウェーやアイスランドなど勧告発出国の大使、国会議員、関係省庁(調整中)、レポート執筆の市民団体が一同に介し、勧告内容について理解を深め、日本政府に勧告を「受け入れる」採択を求める勉強会が開催されます。
※終了しました
優生保護法による被害について、国に謝罪と賠償を求める国賠裁判を、全国で35人の原告が続けています(5人の原告が逝去)。
2018年に先頭を切って提訴した佐藤由美さんと、声をあげ続けてきた飯塚淳子さん(ともに仮名)の裁判が、6月1日、仙台高裁で判決を迎えます。この判決を受けて、6月10日に全国各地で同日に、街頭宣伝や集会などを行います。
東京では、『忘れてほしゅうない』という映像の上映会をします。優生保護法にも違反するレントゲン照射による不妊化をされた被害を訴え、飯塚淳子さんと一緒に、厚生省(当時)や国会議員に実態解明や謝罪・補償を訴えていた佐々木千津子さん(広島在住)を追ったドキュメンタリーです。映像には、飯塚さんも少しだけ登場しています。
優生保護法による不妊化がなぜ起きたのか、いま、私たちは何ができるのか、一緒に語り合う会を開催します。
5月5日「ウィメンズコンベンション」開催!「ウィメンズマーチ東京」主催
※終了しました
刑法堕胎罪が110年以上存在し、例外として医師に中絶を許可した母体保護法では配偶者同意が必要。このようなSRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス・ライツ=性と生殖に関する健康・権利)が無さすぎる日本の状況をどう変えていくのか。経口中絶薬承認の可否が延期され、承認に反対する勢力の意見書を採択する地方自治体がでてきたいま、経口中絶薬でなにが変わるのか、なにを変えることができるのかを考えます。
世界中のすべての人が安全な中絶にアクセスできるために、中絶薬を提供する海外の団体「Women on Web」創立者レベッカ・ゴンパーツさんへのインタビュー動画も上映予定。
締切り:2月28日23時59分!
現在、厚生労働省が日本初の経口中絶薬「メフィーゴパック」に関するパブリックコメント(意見公募)を募集しています。
経口中絶薬(アボーションピル)は、2種類の薬を時間をあけて飲み、子宮内膜の妊娠組織を体の外に排出して妊娠を終了させる薬です。1988年にフランスで承認されてから45年、現在は80か国以上の国・地域で使われ、WHO(世界健康機関)は必須医薬品に指定しています。
しかし日本の中絶はいまだに外科的手術(ソウハ法と吸引法)が主流。女性の健康にとって、有効性、安全性が確認され、心身ともに負担が少ない世界標準の経口中絶薬が日本でも使えるようになることが必要です。
※中絶薬反対の署名が、すでに厚生労働大臣に直接手渡されています。パブコメに反対意見が多く集まってしまうと、承認が先送りになってしまうかもしれません。
承認がこれ以上ひきのばされないためにも、今こそ、あなたの声が必要です。
昨年1月に開催したソシレン結成40周年記念連続イベントで紹介した「中絶薬を必要とする日本の女たちの声−Women on Webのスタッフ、カタリーナさん(仮名)に聞く」の動画を再配信します。
現在始まっている経口中絶薬のパブコメを書くための”資料”に最適です!
ぜひご覧になって、経口中絶薬「承認賛成」のパブコメ書こう!
「中絶薬はWHOで必須薬品(大多数の人々の健康にとって必要不可欠なもので、誰もがアクセスできる値段で提供されるべき医薬品)に指定されている薬で、このコロナ禍でヨーロッパの多くの国では自宅で服用して中絶を行うことが普通の医療になってきているという。それだけ、安全性と有効性が確認されている薬だということ。」
「にもかかわらず、日本では”中絶薬は危険な薬=医者の管理が必要”と、日本産婦人科医会や一部報道が不安をあおるような、事実と異なる間違った情報を流している。カタリーナさんは「この差は信じがたく、その貧しさは、非常に恥ずかしいこと。いったい誰のための医療なのか?」と、そのウソをひとつひとつエビデンスに基づいて暴いてくれたので、私たちの疑問も氷解していった。」
「この動画で一番胸に響いたのは、「わたしたちは、女には、中絶をすることを自分自身で決断する、判断する力があると信じている」というカタリーナさんの言葉だ。女たちの強い意志があるからこそ、中絶薬での中絶が、事故もなく実行できているのだと。」
【ソシレン40周年記念連続イベント】終了しました!
第5回目のイベントは、法律家の立場から長年女性の人権・性暴力・リプロダクティヴヘルス&ライツの問題に携わってこられた角田由紀子弁護士に、刑法堕胎罪をなくすために私たちが何ができるのかをお聞きします。
■プログラム
『中絶がわかる本 MY BODY MY CHOICE』の 「訳者あとがき」の訂正文について |
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【ソシレン40周年記念連続イベント】終了しました!
第4回目のイベントは、1982〜83年の優生保護法改悪阻止の運動を記録した『女たちは元気です!』を上映し、当時改悪反対を訴えハンストなどを行った「優生保護法改悪を阻止する学生の会」の元メンバー3人に、「あの時、それから」「いま、これから」のお話を伺います。
■プログラム
【ソシレン40周年記念連続イベント】闘う糸の会との共催イベント
第3回目のイベントは、闘う糸の会とソシレンのインタビュー合戦−共催イベントです!
前半は闘う糸の会が質問、優生保護法改悪反対や堕胎罪廃止の運動をつづけてきたソシレンメンバー10人が、運動にかかわったきっかけやこれからのことについてアレコレ話しています。
後半はソシレンから闘う糸の会への逆インタビュー。なぜフェミニズムに関心をもつようになったの? なぜ闘う糸の会ができたの? これから何をやっていくの…?
今回のイベントは、延々ン時間にわたったインタビュー合戦の映像をコンパクトに編集(でも1時間43分!)、大公開したものです。年代を超えて共通する体験や思いが、たくさん語られています。どうぞご覧ください!
※「闘う糸の会」は、エクアドル在住のフェミニスト・アーティスト岩間香純さん、フェミニスト手芸グループ山姥、The Clotheslineを日本で展開するグループ OurClothesline with Monica Mayerが作った、南米と日本をつなぐフェミニスト・アート・コレクティブです。
【ソシレン40周年記念連続イベント】終了しました!
「日本では認可されていな中絶薬を使った「中絶」を実行する一夜を描く、石原燃書き下ろしの意欲作(公演チラシより)」
本作は、小説『赤い砂を蹴る』で芥川賞候補にもなった石原燃(ねん)さんの書き下ろし戯曲で、第1回のイベントで紹介されたWomen on Webから中絶薬を送ってもらい中絶をする大学生と、彼女を取り巻く6人の女性を描いた演劇です。オール女性キャスト。
ソシレン40周年記念連続イベント第2回では、この脚本を書き下ろした石原燃さんにあれこれお話を伺います。
ぜひ、多くの方に参加していただき、お芝居も見ていただきたいと思います。
ぜひご参加ください!
【ソシレン40周年記念連続イベント】終了しました!
◆内 容:
【動画上映】「中絶薬を必要とする日本からの女たちの声−Women on Webのスタッフ、カタリーナさん(仮名)に聞く−」(日本語) 50分
Women on Web(ウィメンオンウェブ)は、安全な中絶を受けられない人たちに、その人が住んでいる地域の状況に応じて最善な中絶方法の情報を提供し、遠隔からオンライン診察で中絶薬の提供も行う世界規模の団体です。
設立者のレベッカ・ゴンパーツさんは、かつてグリーンピースの専属医として、中絶が違法である国々で女性が闇中絶を受け、ひどい状況に追い込まれることを目撃しました。公海の船上で安全な中絶を提供するWomen on Wavesを最初に設立し、その後、Women on Webも始めました。2020年「世界でもっとも影響力のある100人」(米国「TIME誌」)に選ばれています。
今回は、WoWのスタッフとして4年半働いてこられたカタリーナさんから、日本語でお話をお聞きします。日本からも、配偶者同意が必要、値段が高い、外科手術の方法や病院の対応の悪さなどから中絶薬がほしいという相談が寄せられているそうです。グローバルな視点から、日本の中絶が見えてきます。
先の臨時国会(2020年12月5日閉会)で、「生殖補助医療の提供等及びこれにより出生した子の親子関係に関する民法の特例に関する法律案」が成立しました。
〔経過〕
11月16日 自民、立憲民主、公明、日本維新、国民民主の参議院議員5名が同院へ法案を提出
11月19日 参院法務委員会の審議・採決、2時間半
11月20日 参議院本会議で賛成多数で可決(衆議院へ送付)
12月 2日 衆院法務委員会で、趣旨説明・審議・採決、2時間半
12月4日 衆議院本会議で賛成多数で可決、成立しました。
12月 9日「生殖補助医療の在り方を考える議員連盟」(会長:野田聖子衆議院議員/全党参加)が発足
●法案、経過などは、参議院のHP(議案情報))に掲載されています。
●議事録は、後日、国会図書館の国会会議録検索システムで読むことができます。
SOSHIRENは、12月1日に緊急要望を出しました(前の囲み参照)。他にも十数団体が短期間に声明や要望などを出しました。次のサイトに掲載されています。
【緊急要望書】
今臨時国会に、突然、参議院の超党派議員から「生殖補助医療の提供等及びこれにより出生した子の親子関係に関する民法の特例に関する法律案」が提出され、わずか3時間弱の審議で可決してしまいました。現在は衆議院へ送られ、12月2日に法務委員会で審議、通過されようとしています。
SOSHIRENは12月1日、衆議院における審議、採決を行わないことを強く求め、衆議院法務委員会委員長らに要望書を提出しました。本法案の主な問題点。
【Youtubeで視聴できます!】
9月27日に行われたオンラインイベント「中絶についてとことん話そう!」は、6時間にわたり、医療、法律、教育、文学などさまざまな分野、立場から中絶の問題が語られました。
SOSHIRENも「日本の女の健康運動−わたしのからだはわたしのもの」と題して、これまでの活動を紹介しました。
※イベント当日、ソシレンに対していくつかのコメントをいただきました。
ソシレンからのお返事をこちらに掲載しました。
当日の動画は、12月末までアーカイブで配信映像が視聴できます。ぜひご覧ください!
視聴する際は、下記のタイムラインをご利用ください!
0:08:34- オープニング /日本の中絶 〜私たちに見えること〜
(大橋由香子・北原みのり・塚原久美・早乙女智子・maruko)
1:12:25- 刑法堕胎罪と母体保護法:法律は何を守っているのか(寺町東子)
1:37:55- 刑法堕胎罪って、いつの時代のもの? 今でしょ!(岩本美砂子)
2:02:57- 選ぶ権利―私たちの体験から/女性の権利としての人工中絶(Voice Up Japan)
2:32:30- 看護師・助産師の臨床アボーションケア
(漆原絢子・中込さと子・三宅はつえ・萩原仁美)
3:01:28- 四半世紀後の『妊娠小説』:小説・ドラマ・映画・漫画のなかの妊娠中絶
((片山亜紀)
3:32:30- 離婚相談で見えた日本の避妊と中絶(円より子)
3:57:00- 中絶と学校教育〜教科書と現実のギャップ(にじいろ)
4:22:30- UFO(遊歩)と語るセイフアボーション(安積遊歩・藤原久美子)
5:01:53- 日本の女の健康運動ーわたしのからだはわたしのもの
(SOSHIREN女(わたし)のからだから)
5:24:20- 海外からのメッセージ紹介
5:45:08- お知らせ / クロージングトーク
5:54:00- 国際セーフ・アボーション・デー 2020Japanプロジェクトの声明文紹介
【緊急声明】2020/06/30
2020年6月30日、東京地方裁判所第14民事部(裁判長 伊藤正晴)は、北三郎さんの請求を棄却しました。20年間の「除斥期間」を理由に請求権を認めず、優生保護法の違憲性については何の判断もしない、まさに門前払いの判決です。北さん、弁護団は7月10日に控訴、国の責任を問い、謝罪を求める裁判はつづきます。引き続きご支援よろしくお願いいたします!
判決要旨、北さんのコメント、弁護団の声明等はこちらでご覧いただけます。
7月12日、優生手術に対する謝罪を求める会も抗議声明をだしました。
こちらでご覧いただけます。
【緊急告示】
新型コロナウイルスの感染拡大で「不要不急の外出は避ける」「STAY HOME」の日々となり、DVや性暴力が増えています。予期せぬ妊娠や、月経、避妊、などは女性の健康にとってすべて急を要することばかり。そんな時はオンライン診療で遠隔診療・処方(経口避妊薬や緊急避妊薬も含む)が受けられます。下記サイトで連絡先の情報が紹介されていますので(性と健康を考える女性専門家の会ホームページ)、困ったときは躊躇なく情報へアクセスしてください!
【学習会】終了しました
【話題提供者/芦野由利子さんからひとこと】
去る5月仙台地裁は、強制不妊手術訴訟裁判で「子を産み育てるかどうかを意思決定する権利(リプロダクティブ権)は・・・憲法13条に照らし、人格権を構成する権利として尊重されるべき」であり、旧優生保護法は憲法13条に違反し無効であるとする一方、損害賠償請求は棄却するという判決を下した。到底納得できる判決ではない。
ただ、「リプロダクティブ権」という奇妙な表現ではあるが、判決がリプロダクティブ・ライツに言及したことは注目に値する。リプロダクティブ・ライツを憲法13条で保障された権利とするこの判決は、堕胎罪撤廃の有力な根拠となり得るのではないか?
トランプ政権の中絶政策を入り口に、世界そして日本の中絶と法律のいまを概観し、女性たちの長年の目標である堕胎罪撤廃と母体保護法に変わる新しい法制定に向け、今後どのような運動が必要かを参加者と一緒に考えたい。
【芦野由利子さんプロフィール】
家族計画の民間団体で約30年国内・国際協力活動に従事。中絶禁止をねらった1982年優生保護法「改正」問題をきっかけに、産む・産まないの問題を“女(わたし) ”という一人称で考えるようになる。グループ「女の人権と性」のメンバーとしても活動。女性の国際ネットワークに参加。国際人口開発会議(カイロ、1994)が、女性の主張を取り入れリプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖の健康/権利)を提唱して以降、このキーワードを中心に置き「からだと性の法律をつくる女の会」などで活動。定年後の現在も、個人として引き続きリプロダクティブ・ヘルス/ライツの問題に関わっている。
※資料や飲み物等の準備の関係で、事前にSOSHIRENまでメール、ファクスでお申込みいただけると助かります。
申し込みがなくても当日参加も歓迎です。
★★ニュース350号記念キャンペーン★★
「女のからだから SOSHIRENニュース」が先月でめでたく『350号』となりました!
なんだかきりのよい数字ですので、“太っ腹”のソシレンはこれを記念して、新規に定額カンパ(ニュース購読料)1年分を振り込んでいただいた方に、あの幻の黄色パンフ『優生保護法改悪とたたかうために』、か『女のからだから合宿報告集』(2009、2012の2冊)をプレゼント!いたします。。
皆さま、ご友人、ご近所の方々に、このチャンスを是非お知らせしてください!
※振込時に「黄色パンフ」か「合宿報告集」のどちらを希望するか、通信欄にご記入ください。
【緊急シンポジウム】 終了しました
妊婦の血液から胎児の染色体数を調べる新型出生前診断(NIPT)をどんな医療機関で、どのように提供するかについての議論が再び始まろうとしています。
女性の選択肢確保のために実施拡大をと言う産婦人科医もいますが実際には、多くの女性が検査を受けるかどうかをめぐって葛藤し、検査結果を理由に中絶を選んだ場合に苦しみを抱えるなどの現実があります。
厚生労働省も、この夏、国としての検討に乗り出すこととなりました。
この問題に、私たちの社会はどう向き合っていけばよいのでしょう。
さまざまな人の声を聴くこと、そして話すことから始めてみませんか。
【プログラム】
●出生前診断をめぐる現状 利光恵子さん(立命館大学生存学研究所客員研究員)
●寄り添うサポートを目指して 林伸彦さん(NPO法人親子の未来を支える会)
●『選べなかった命』善悪の先にあるもの 河合香織さん(ノンフィクショ
ン作家)
フロア発言者あり
【声明】2019.06.05
2019年5月28日、仙台地裁は優生手術国賠訴訟に対して、優生保護法は違憲・無効としたものの、原告の訴えを棄却しました。この不当判決に対し、優生手術に対する謝罪を求める会が抗議声明を出しました。
【緊急申し入れ】2019.05.07
「旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金支給法等に関する法律」が、4月24日に成立し、優生手術の被害者から一時金の請求をうける窓口も、各地で開設されています。ところが厚労省の案内を見ると、請求には診断書が必要かのように説明してあるほか、言葉の分かりにくさなど改善すべき点がたくさんありました。
そこで、「優生手術に対する謝罪を求める会」が下記の緊急申し入れを厚生労働省子ども家庭局母子保健課に提出しました。
早速、一部、改善をするという回答がありましたので、さらにご注目ください。
「申し入れ」の詳細はこちらから⇒
【声明】2019.04.24
2019年4月24日、「旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する法律」が成立しました。優生手術に対する謝罪を求める会は、「この問題に取り組む法律ができたことは評価しつつも、改正を求める問題点がある」と、一時金の対象者の拡大と周知、優生保護法に関する調査及びその報告書の作成などを求める声明を発表しました。
下記で報告した「優生保護法下における強制不妊手術を考える議員連盟」と「与党旧優生保護法に関するワーキングチーム」がまとめた「旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する立法措置について(基本方針案)」に対し、2018年12月23日、優生手術に対する謝罪を求める会は「責任の所在を明確にすべき」などの要望書を提出した。
2018年3月に結成された「優生保護法下における強制不妊手術を考える議員連盟」と「与党旧優生保護法に関するワーキングチーム」が、12月10日、これまで検討してきた内容を双方合意により「旧優生保護法に基づく優生手術等を受けた者に対する一時金の支給等に関する立法措置について(基本方針案)」として公表した。
【要望書】
旧優生保護法下で不妊手術が強制的に行われていた問題に対する救済策を検討していた自民・公明両党のワーキングチーム(WT)が、2018年10月31日、救済法案の基本方針をまとめた。これに先立ち、優生手術に対する謝罪を求める会はワーキングチーム、および優生保護法下における強制不妊手術について考える議員連盟に「優生保護法による被害からの人権回復のための法律案に関する要望」を提出しました。
内容は下記よりご覧ください。
【集会案内】 終了しました
※集会宣言はこちらでご覧いただけます!
各地で行動する皆さんとともに、この間の動きと情報を共有し、被害者の補償に向けた法律案に何が盛り込まれるべきか、多くの方々とご一緒に考える機会にしたいと思います。そして、この集会をもって、社会に広く問題を提起していきたいと思います。皆様 ぜひ、ご参加ください。
【SOSHIRENトークイベント】 終了しました
石川県加賀市が「生命尊重の日」を制定したり、日本賢人会議所が母体保護法の見直しを提案したり、さいきんなんかおかしいぞ? 知らなかったのわたしたちだけ!?
一見よさそうにおもえる「生命尊重」の主張にひそむワナとは何か?
みんなでいっしょに考えましょう!
【声明文】
石川県加賀市が7月13日を「生命尊重の日」とする条例を制定したことに、わたしたちは深い憂慮と危惧を抱きます。
「生命尊重」は確かに大切なことです。異を唱える人は誰もいないと言えるでしょう。 しかし、この言葉が「胎児の生命の尊重」という文脈で使われるとき、限りなく「人工妊娠中絶の禁止」に近い意味をもつことを、わたしたちは1980年代の経験から知っています。これは、日本だけではなく、諸外国でも見られることです
中絶禁止を主張する民間団体や宗教団体によって「胎児の人権宣言」がなされ、「生命尊重の日」制定は悲願とされてきました。そうした主張は、個別の団体や個人が行うのは自由ですが、地方自治体が条例として制定することには大きな問題があります。
なぜなら、子どものいる人生を送るかどうか、妊娠するかしないか、産むか産まないか、 産むならいつ何人産むかなどの事柄を、迷いながらも決めるのは、個々人の権利であり自由だからです。 そして、その選択を保証するためには、避妊ができること、人工妊娠中絶を安全に合法的に受けられることが必要です。
人生において、避妊に失敗したり不本意な妊娠をしたり、性暴力の被害を受けたりすることがあります。困難な妊娠への支援は大切ですが、出産だけが正しい解決だとは限りません。
地方自治体は、個人が産む・産まない、どちらの選択もできる環境をつくるべき立場にあります。性と生殖に関わる教育、避妊に関わる情報提供、出産・育児の支援を行う責任がありながら、地方自治体が「生命尊重の日」を制定することは、産むことのみを奨励して、産めない、産まない選択を脅かし、産めない女性に罪悪感をもたせることにつながりかねません。
今後、加賀市も含めた地方自治体で、「生命尊重の日」が意味するもの、背景をきちんと認識したうえで、困窮している女性を追いつめたり、健康を脅かしたりすることがないよう、私たちは要望します。
【院内集会のお知らせ】 終了しました。
日本には「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」ことを目的とした優生保護法が1948年から96年までありました。「不良な子孫」とは障害者を指します。障害をもつ人には、人工妊娠中絶や優生手術(優生上の理由で行う不妊手術)が行なわれていました。優生手術は、本人の同意を得ることなく、時には強制的に実施されました。被害者は、公的な統計だけでも16,477人いたことがわかっています。約7割が女性でした。
その一人、飯塚淳子さん(仮名、宮城県在住)は、16歳のときに何も知らされないまま受けた優生手術によって妊娠することができなくなり、苦しい想いを抱いてこられました。長年にわたり国に謝罪と賠償を求めてきましたが、当時は合法だったとの回答しか得られず、2015年6月23日、日本弁護士連合会に「人権救済申し立て書」を提出しました。
去る2月22日、日本弁護士連合会は「旧優生保護法下において実施された優生思想に基づく優生手術及び人工妊娠中絶に対する補償等の適切な措置を求める意見書」を公表しました。意見書は触れていませんが、飯塚さんの申立が端緒であると、私たちは認識しています。
意見書は、優生思想に基づく不妊手術と中絶は憲法違反であり、被害者の自己決定権と「性と生殖の健康・権利」を侵害したと指摘し、国に対し、被害者に対する謝罪、補償等の適切な措置を行うよう求めました。同時に、資料の保全と速やかな実態調査の実施を求めています。私たちはこの意見書を高く評価します。
優生手術強制に対して、国連の規約人権委員会(1998年、2014年)、女性差別撤廃委員会(2016年)からも、日本政府に被害者への謝罪と賠償が勧告されています。かつて、優生手術強制の歴史があったドイツ、スウェーデンでも、すでに被害者救済が行われました。世界の流れを受けて、国は直ちに優生手術の実態解明と被害者救済を行って下さい。議員の皆さんのご理解と行動を、願ってやみません。
《院内集会 プログラム》
《問い合わせ先》
◆聴覚障害等でノートテイクが必要な方、視覚障害があり配布資料を事前にデータで受け取りたい方は、3月23日(金)までにご連絡ください。それ以降も、お気軽にご相談ください。
本日(2017年2月22日)、日本弁護士連合会は「旧優生保護法下において実施された優生思想に基づく優生手術及び人工妊娠中絶に対する補償等の適切な措置を求める意見書」を公表しました。これを受け、「優生手術に対する謝罪を求める会」が声明文をだしましたので掲載します。
日弁連が意見書を出した背景が、より理解できると思います。
2016年7月26日、神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所していた19名の方々の命が奪われました。8月6日(土)に呼びかけられた追悼集会に、「SOSHIREN女(わたし)のからだから」も急ぎメッセージを送り、当日はメンバーひとりが参加しました。メッセージを下記に掲載します。
被害にあわれたみなさんに、心からお悔みとお見舞いを申し上げます。
この国には、戦後の1948年に「不良な子孫の出生を防止する」ことを目的とした優生保護法ができ、1996年まで存在していました。ナチスドイツのような障害者の計画的な虐殺は日本にはなかったとしても、法律が“生まれるべきではない存在”として障害者、精神病者、ハンセン病患者を規定していたのです。しかも、戦後の民主主義と言われる時代に。
優生保護法によって強制的な不妊手術が約16500人になされていました。ところが、96年の法律改定にあたって優生保護法の何が差別で問題だったのか、「不良な子孫」と人間にレッテルを貼ってきた行政、医療はじめ国民の意識をいかに変えるか、過去の検証や被害者への謝罪や補償に、国は取り組んできませんでした。
今回の事件の背景にはさまざまなものがありますが、優生保護法が50年以上にわたり、人々に“障害者は生まれてはいけない、産んではいけない”と言い続けた影響もあるのではないでしょうか。
優生保護法は一方で、堕胎罪が禁じ犯罪としている人工妊娠中絶を、条件付きで許す法律でもありました。国は女性の生殖を支配し、障害者を排除する道具と位置づけたのです。日本の女性は、この差別的な優生保護法によって中絶が辛うじて許可されているという、微妙で悔やしい状況にありました。ですから、女性の運動も優生保護法を無くしたいという強い思いをもって、障害者解放運動と真剣な議論をし、女性と障害者が、両方の人権をまもり、互いを殺さない、生かす関係を探ってきました。
今回の事件で、優生保護法が残した障害者排除の思想が現実の形になってしまったことに、怖れと無念を感じています。この国に暮らす全ての人が、優生保護法を検証し、互いを生かしあう関係を築きたいと、切に願っています。
2016年8月6日 SOSHIREN女(わたし)のからだから
この「事件」については、言葉を失い、恐怖や無力感に陥ると同時に、誰かと話したい、声を出さずにはいられないという相反する気持ちを抱いています。
優生保護法改悪阻止のために集まった1982年以降、SOSHIRENがずっと格闘させられてき
た「優生思想」について、これからも考えて続けていきたいと思います。
【集会のお知らせ】 終了しました。
CEDAW(女性差別撤廃委員会)の日本政府への最終見解の勧告(パラグラフ39)に“胎児の深刻な機能障害の場合において人工妊娠中絶の合法化・・・”という一文がありました。
SOSHIRENや女性障害者ネットワークは、胎児条項については法律に明記するべきではないと事前にレポートを提出し、スイスでもロビイングをしたのですが、なぜこのような勧告が出たのか、この問題をどのように考えたらいいのか、学習会をすることにしました。
1970年代初頭の優生保護法改定案にも胎児条項が入っており(結局、改定はされず)、その後も医師団体による胎児条項の新設を求める動きもありました。近年は新型出生前診断の検査が開発され、その結果、中絶をする人が多いという報道もなされています。中絶が禁じられているブラジルにおけるジカ熱流行をめぐるニュースも伝わってきます。
女性の選択に選別的中絶は含まれるのか? 中絶の合法化はどうしたら可能になるのか? 妊娠・出産・子育てと社会援助などなど、お互いの情報を共通しながら、考える 学習会を開きます。
※会場の関係で、「SOSHIREN女のからだから/リプロダクティブ・ライツと健康法研究会」の共催になっています。
【集会のお知らせ】 終了しました。
日本には1948年から96年まで、「優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する」ことを目的とした「優生保護法」があり、障害や病気を理由に、本人の同意を得ない不妊手術(妊娠しないようにする手術=優生手術)が行われていました(1996年に「母体保護法」に改定)。
飯塚淳子さん(仮名)は、16歳のとき何も知らされないまま優生手術の被害者となり、国に謝罪と補償を求めてきました。2015年6月23日には、日本弁護士連合会人権擁護委員会に「人権救済申し立て書」を提出しました。その結論は間もなく出ると思われます。
一方、この集会を共催する3団体の女性たちが、今年(2016)2月ジュネーブで開かれた国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)に参加し、70歳になる飯塚さんをふくめた、強制不妊手術の人権侵害を訴えてきました。その結果、CEDAWは日本政府に対して、優生保護法による強制不妊手術についての調査研究、被害者への法的救済、賠償、権利回復等を勧告したのです。
私たちは、これらの動きを、日本社会が優生保護法に向き合い、被害者の人権回復に取り組む機会にしたいと思います。また、飯塚さんとその背後に数多くいる被害者の救済が、障害がある人の性と生殖に関わる人権を高めること、そして産むか産まないかを個々人が選べる社会へと、つながることを願っています。
皆様のご参加を呼びかけます。
*参加の事前申し込みは不要です。当日直接、会場にお越し下さい。
*聴覚障害等でノートテイクが必要な方、視覚障害があり配布資料を事前にデータで受け取りたい方は、5月3日までにご連絡ください。
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集会は無事に終了しました。当日は約80名の方の参加がありました。ありがとうございました。
賛同グループ・団体は引き続き募集しています。
この集会への賛同グループ・団体を募ります。
集会お知らせにお名前を掲載させていただきます。
◆賛同団体(2016年6月3日現在)